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『駅の男子便所でおったオッサン』

これは、バイト帰りの話やねんけど、僕はいつものように、仕事が終わると、すぐ帰る用意をし、電車に乗るために駅へと向かった。まもなく駅に到着。しかし、電車はついさっき発車したとこみたいで次の電車が来るまで7分ぐらいあった。この時間を利用し、僕は駅の便所へと走った。
深夜にもかかわらず、男子便所には結構人が多くいて、7台ぐらいあった小便コーナーは僕が入ると満員になった。チャックを開け、用を足そうとしたとき、ふと横にいたオッサンが目に入った。そのオッサンは新聞紙を小便器の上に置き、自分と同じくちょうどチャックを開けているところだった。
よく見る光景だ。
しかし、次の瞬間、予期せぬことが起きた。
そのオッサンの便器の中に、上に置いていた新聞がスポッと落ちたのだ。オッサンは全くそのことに気付いていない。僕はそれにすぐ気付き、それをオッサンに知らせようと思った。しかし、どう伝えたらいいのか考えている間に、オッサンの用は便器に勢いよく、放り込まれた。よっぽど我慢していたのか、そのオッサンの表情は安堵感でいっぱいだ。新聞紙の上にも、滝のように流れ落ちるオッサンの黄色い汚液。まだ気付いていない。ビチャビチャ音まで出ているというのに。オッサンを挟んでいたもう一人のサラリーマン風の人もその奇音でようやく気付き、目を丸くしている。今までの光景を見て、僕の「用を足したい」という願望はとうに消えてしまっていた。一回出した竿をしまい、便所を後にしようと、鏡の前で手を洗っていたとき、ふともう一度そのオッサンを鏡ごしに見た。オッサンは僕の知らない間にその現実を目の当たりにしていて、濡れた新聞紙を眺めながら、そのすべてを受け入れようとしている風に見えた。いつしかトイレにいた男性のほとんどがオッサンの不祥事に気付いていて、僕はオッサンに同情の念を抱くまでになっていた。だが、その想いも次の瞬間吹き飛んだ。僕が洗った手を温風乾燥機で乾かしていたとき、オッサンは急に大きな声でこう怒鳴った。

「お前らだって1回ぐらいこうなったことあるやろうが!!」

男子便所の空気は一瞬にして凍りついた。
しかし、オッサンの新聞紙はいつまでも濡れたままだった。


2007/01/26 Fri 01:29




激情カオティックハードコアの要素を感じる
好きな系統のオチだ
【2007/01/26 09:49】 URL | わきたに #-[ 編集]
ブルースよジャズの融合的革命要素を感じる
どうこういうこと考えてもめったにはならない
【2007/01/26 21:11】 URL | Giant Koyama #-[ 編集]
あかん寝起きでミスタイプしてしまった。
【2007/01/26 21:11】 URL | Giant Koyama #-[ 編集]
>わきたに
あなたがこういう系統のオチが好みの方なら私はあなたを決して離さない。
あなたみたいな人がいる限り、ふじもTVはオンエア-され続けますです。
>Giant Koyama
あのオッサンともう一度どこかで逢いたい。
もし夢の中で逢えたなら、何を話そう・・・
とりあえず、スポニチやったかデイリーやったか聞こう
【2007/01/27 04:11】 URL | ふじもTV #-[ 編集]














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