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先日、4日間ではあったがぼくは台湾を訪れていた。
出発前々日にどひゃんとデジタル一眼レフを購入、もちろん奨学金で。
なんでもっと早く買わなかったのか・・・そんな思いが深々と湧き出る。
大学4年間で大きく2つ後悔しているのだが、その内の1つだ。
ちなみにもう1つは、大学生活中、髪の毛をどひゃんと伸ばさなかったことである。

この一眼レフ、HAT神戸に新しくできた人だかりが物凄いケーズデンキで今にも干乾びそうな店員を捕まえ、値段を叩きに叩き、約2時間粘りに粘り、最後はルンルンで購入。
買った瞬間にえらい大層な馬鹿でかいダンボールケースからすぐさま本体を取り出し、どんな被写体であろうと関係なくバンバンシャッターを切る。
これだ、これだ。もうコンパクトデジカメなんてものは使えない。立体感と言おうか、光の入り具合が全く違うと言おうか。ああ、人間ってのは不思議。欲望の塊。古いものは一瞬にしてサヨナラ御免、そんな気分は久しぶりである。

そんなデジタル一眼レフ(通称デジイチと言うらしい。オシャレである。以降、私もデジイチと言う。)を首から斜めにぶら下げ、朝6時に家を出発、いざ関空へ。朝早いからしんどいなんていう気分ゼロ。それは決して初めて訪れる台湾に思いを馳せ、しかも国内で沸くクリスマスを異国でどひゃんと過ごしちゃうからという理由だけではない、これは首から斜めにぶら下がっているデジイチとやらのおかげでもあるのだ。

台湾は日本とあまり物価は変わらない気がする。ただし、交通機関と食はむちゃくちゃ安い。
鉄道なんてものは予想をはるかに超え、駅はキレイでいて便数も多い、待たせ知らず、バンバン運行。バスとタクシーもとてつもなく安い。日本の3分の1ぐらいの感覚だ。しかし、台湾は車がむちゃくちゃ高いらしい。こちらでは、日本メーカーの車がかなり生産されているため、台湾の人々は日本の車を「国産」と呼ぶ。この国産車でも外車と比べれば安く手に入るらしいが、日本で買うよりも税金の関係で1,5~2倍ぐらいの値がはると聞いた。それでもピカピカのクラウンやBMW、ベンツなどが走りまくっている。日本人よりも高級車に対する「あこがれ」のようなものが強く、消費にかける比重が大きいのかもしれない。
食に関して、台湾人はほぼ自炊をしないらしい。朝・昼・晩飯すべて外食。だから必然的に食べ物は安くなるし、飽きるから品揃えが豊富。店も朝から夜遅くまで開いていて休みなしの店が本当に多い。夜は夜で興味深い。夕方頃からいたるところに屋台が集まり出し、日付が変わってもまだにぎやかに営業している。純粋にいい国だなと思う。家庭の家事は自炊がない分減るし、家族総出で店を切り盛りし、なんだか楽しそう。店内には地元の常連さんが集まり、幸せのオーラが溢れていた。しかも、忘れてならないのが台湾の人はびっくりするほど親日的なのだ。観光産業が強い国だからサービス精神が染みついているからかもしれないが、みんな優しい。日本語が話せる人が多いのも特徴だが、それはタイやベトナム、インドネシアでも感じた。でも、日本人だからといってぼったくることもしないし、押しつけがましい土産物屋にも出くわさなかった。少なくとも僕は。
親日的という言葉の中には、日本人の特性をよく知り、受け入れ、好きになろうとしてくれる姿勢が入っている。日本メーカーの車を「国産」と呼んでいる点においてもそれを感じずにはいられない。また、12月23~26日にかけて滞在したにも関わらず、クリスマスムードがあまりない。スーパーでBGMにサンタの歌が流れている程度。そんなお国柄も僕は気に入っている。新しい気付きの多い、いい旅であったように思う。

さて、台湾の旅で感じたことを少し真剣に書いているように思う人もいるかもしれないが、忘れてはいけないのが、デジイチの盛り上がり様だ。簡潔にモノ申すと、悔しい。ひどく悔しいのだ。せっかくいいデジイチを買い、準備万端、さぁさぁあらゆる被写体サンいらっしゃい、逆光であろうが、イルミネーションであろうが、子供のかわいい笑顔の瞬間であろうが、この最新デジイチで永遠の輝きを収めますよ、と目論んでいたのだが、全くもってスキルが付いてきていなかった。忘れていた。
台北に九份という街があった。市街地から約1時間半かけてバスでずんずん向かったのだが、ここは千と千尋の神隠しの舞台となった街らしく、なるほど赤いチョウチンがぶら下がり、趣がある。千と千尋はちゃんと見たことがないが、ここをこのデジイチで完璧に撮り上げて候。もちろん臨場感付き、前方のチョウチンにピントを合わせ、後方はうまくボヤかす・・・イメージは行きのバスの中で完璧に作り上げた。なのにうまく撮れない。やたら自己中な中国人観光客が多く、それも重なって全てが駄目だった。
帰りのバスの車内でとてもかわいい小さな女の子が乗っていた。ABCの歌を唄っている・・・その子の表情を僕は胸の中のレンズでピントを合わし、静かにシャッターを切った。今の僕のスキルじゃ決してデジイチには残せないその一枚を僕は脳裏のフィルムに焼き付けた。

今僕は台湾での日々とほろ苦いデジイチ体験を思い出しながらプーアル茶を飲んでいる。
台湾でこのお茶を飲めば何もしなくても半年で8キロ痩せると言われた。
そういった話を旅中にいたるところで親日家の台湾人にされた。
それはともかく僕はお茶が大好きなのだ。
紅茶一片等の頭をほぐすために僕はプーアル茶を半年分購入し、帰路に至った。
今、僕はこのお茶をごくごく飲んでいる。
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