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僕は今ひとり四国は鳴門へ向かっている。
四国八十八カ所お遍路の旅をするために。
この旅の計画は随分前からしていた。大学の推薦入試の時に「この4年間で勉強や部活以外で何かしたいことはありますか?」と聞かれて「10歳離れた兄貴と四国のお遍路の旅に出かけたい」と答えたことは今も鮮明に覚えている。
あれからもうすぐ4年。月日は流れた。兄貴と行くという計画は完璧に無理そうだ。だから、僕は今日からひとりで、何日かかるかわからないけど、4年前に自分自身と約束した旅の計画を果たしに行く。
バスの中で考えている。僕は4年前とどう変わったか。立派な青年になったのか。考えれば考えるほどバカな自分自身に気付きそうになる。気付きそうになったところで、あーやめたと外を見る。淡路島の緑でなんとか心を静める。まだ自身の悪い所と本気で向き合えない。怖いから、気分が悪くなるから。きっと気分が悪いのはバスに揺られてこの文を打ち込んでいるからかもしれない。でも、それだけじゃないのは、薄々わかっているんだ。


以前僕は自身の中に焦りがあるとブログで書いた。でもこの焦りは僕自身、すべてマイナスになるとは考えておらず、逆に自分を奮い立たせる、躊躇しているヒマはないよという刺激を与えてくれる大事なものだと解釈していた。がしかしそれだけならいいのだが、最近、自身の中には焦りから派生し、他人を軽視するような思考があまりにも浮かぶ。浮かぶだけならともかく、それを独り言ととして言葉に出したりしてしまう。これはどうもおかしい。人間としてどうだろう、ダメでしょ、そんな風に善の自分が問いただす。そんな状況が恥ずかしいながらずっと続いている。
「他人を責める前にまずは自分にベクトルを向けろ」これは昨年インターンシップにもくもくと通っていた時に教えてもらった自分の人生訓の一つである。少なくとも他人のせいばかりしている者は成長しない。幸せになれない。自分自身が変わらなければ、いくら職場や友人を変えようが一時的な幸せ以外、何も得ることができない。それをわかっているはずなのに治せない。もしかしたら、口先だけで、真髄がわかっていないのかも、これはまた修行する必要があると悟った。タイムリミットがくるまでに。
ということで、僕は約1ヶ月かけて一人四国を旅することを本気で決めた。もうこの時期に行かないと手遅れになる、そう思った。卒論書かないといけないし、ましてやこれからやって来る冬に野宿は無理でしょうが。素泊まりといえど、4000円前後はかかる民宿に毎日泊まるほどの経済的余裕はないし、そんな金をかけて行く旅ではないと思っている。空海はずっと野宿だったらしい。これも立派な修行だ、頑張れと彼は僕に言ってくれているのかもしれない。

これから先、いとこの結婚式や就職先の内定式典などがあり、一気に回り切ることはできない。だけど、絶対に回り切る気持ちはある。そうじゃないと意味がないと思う。回り切らないと今までとなんら変わらない自分のままだと思うから。

お遍路にはとても素晴らしいキーワードがある。

同行二人
お遍路中は何時も弘法大師空海と一緒。いつも遍路を支え、見守り、一緒に回って修行を導いてくださるらしい。心強いよ。

十善戒
1不殺生 殺生しない
2不偸盗 盗まない
3不邪淫 邪淫しない
4不妄語 嘘をつかない
5不綺語  飾った言葉を使わない
6不悪口 悪口を言わない
7不両舌 二枚舌を使わない
8不慳貪 欲張らない
9不瞋恚 怒らない
10不邪見 良くない考えを起こさない

これを頭に心に言い聞かせて行ってきます。しかしほとんど出来てないなー、これは。ま、自分とゆっくり向き合ってきます。
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今日無事に帰国した。
関空に着き、飛行機から降りるときに美人のスチュワーデスの人が
「お疲れ様でした」と笑顔で言ってくれた。
恥ずかしくて軽く会釈することしかできなかった。あっちはただただ3時間のフライトに対してお客の僕に言っただけ。でも本当になんだか嬉しかったんだ。
飛行機の中で日本経済新聞を読んだ。昨日、香港にいるとき大衆食堂で晩飯を食べているときに見たTVのニュースで日本の選挙報道が長々とされていた。もちろんニュースは中国語で何を言っているかさっぱりだったけど、麻生さんの暗い顔と鳩山さんの当選した民主党議員の名前の上にバラをいくつも付けている映像からだいたいのことがわかった。だけど、新聞を読んで本当にびっくりした。せめて1日早く帰ってきたかった、そう思った。冷やかしでではない、ただ選挙に投票したかった。
ベトナム人の投票率は国会選挙となると99~100%に達するらしい。日本と異なり、ベトナムでは76年に南北が統一されて以来ずっと共産党による一党支配が続く。驚くことに共産党以外の政党の存在は一切許されていない、まさに厳しい統制。だからこんなにも投票率を残すのか。また一党支配が続くから国内に批判する人が誰もいない。だから汚職が半ば公然と行われているらしい。南北が統一され、街には活気がある。そんな表のベトナムを見ただけで本当に知った顔なんてできないと思った。それをふと考えたときに自分と日本を照らし合わせた。
母親のいとこの向山好一おじさんが兵庫2区から出馬し、見事当選を果たした。これがわかったのは今日の飛行機の中、新聞を読んでだ。正直、涙が出るほど嬉しかった。ずっと気になっていた。ぼくはこのおじさんと数回しか会ったことがない。お葬式や法事などで、しかも言葉を交わしたことなんて数えるほどだ。でも大好きだった。優しいオーラを身体から滲み出している人なんて少ないけど、好一さんにはそれがあった。1,2ヶ月前、まだまだ選挙がいつ開かれるかわかっていない頃、一人で商店街の隅に立ち、演説している好一さんを偶然見かけた。近隣に住む人に気を払いながらも前を通り過ぎる有権者一人ひとりに向かって丁寧に演説していた。僕は乗っていたバイクを止め、好一さんにエールを送ろうと気付いたら向かっていた。もしかしたら僕のことなんか覚えていないかも、演説の邪魔になるかも、そんなマイナスな予感が一歩一歩近づく度に連想される。それでも声をかけたかった。5メートルぐらい手前まで来たとき、目が合った。それまで気付かなかったけど、好一さんは額いっぱいに汗をかき、頬が日焼けして赤くなっていた。やっぱり演説の邪魔になるな、なんで来ちゃったんだろ、瞬間的にそう思った。でも好一さんは握りしめていたマイクを置き、僕に歩み寄ってきてくれて両手で握手してくれた。「久しぶりだね。何してるの?」笑顔いっぱいで話しかけてきてくれる。その後の会話は覚えてないけど、僕は必死に頑張ってくださいと声をかけたと思う。ありがとう、と答えた好一さんにはこの時も優しいオーラが滲み出していた。すごくかっこよかった。バイクに乗り、信号待ちをしているときもさっきと変わらず、丁寧な口調で演説を繰り返す声が聞こえた。
好一さんのおかげでマイナスの強い政治家のイメージが変わった。目指すべき目標が増えた。
旅のおかげでここには書ききれないほどの日本のことや自分のことについて考えることができた。

最後に旅中にメールをくれた方々本当にありがとうございました。甲子園情報、インフルエンザ情報、同窓会情報、地デジ対応TV価格情報・・・いろいろ本当にどうも、感謝してます。
9月、まだまだ時間はある。


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