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広州は中国で北京、上海に次ぐ大きな都市だと聞いていたが、ガイドブックには北京や上海の情報量に比べ、10分の1ほどの情報しか載っていなかった。
それだけ観光名所がないということなのか、実際に訪れた広州の街で当初僕らは情報量に欠けるやたら分厚いガイドブック片手にどうすればいいかわからず人ごみの中で立ち尽くした。
ただ、広州に来てよかったと感じたことがある。それは今の中国の近状がそのままこの都市にまるで鏡のように映し出されて見れた気がするから。街には一つ一つ日本では見られない斬新なデザインの高層ビルが急激な「発展」を強調するように立つ。しかし、その斬新なビルの立つ周りには築何年立ったのかわからない、いつ潰れてもおかしくないような汚い団地がいくつもそびえ立つ。車の排気ガスで真っ黒になった壁中に一定の感覚で並ぶ小さな窓の様子を注意して見ていくと、確かに人が住んでいる形跡がある。窓が空いていたり、服を干していたり、上半身裸のオヤジが見えたりする。街には仕事を求めて田舎からやってきた出稼ぎ労働者が多いと聞いていたが、予想をはるかに超えた人数の出稼ぎ労働者が街には溢れ、ホームレス化した人が何人もいた。その横をボタボタ歩く太った中国人。この絵に書いたような典型的な格差の光景が一日に何度も見られる。太った彼らの体型から「食は広州にあり」と謳われる、脂っこいがすこぶる美味い広東料理を毎日たらふく食べているのが連想させる。自分たちも食べてみたが、広東料理は確かに美味い。脂っこくて一度にいっぱい食べられないが。そして、彼らの多くがその腹を出して歩く。暑いため、Tシャツをまくり上げて歩くのだ。香港アンダーグランド情報誌「新・好きになっちゃった香港」によると、香港でもそういう考えられないようなダサい男たちがいるそうだが、香港人に言わせると、そういう人たちは皆、田舎者らしい。ここにも中国カルチャーショックを大きく受けた。
僕らは今、ベトナムのハノイにいる。
健康であり、特に深刻な問題は起きていず、悩みはない。強いて言うならば、自分が換えのパンツを一枚しか持って行っていなかったため、毎日シャワーを浴びる時に脱ぎたてパンツを洗わなければいけないことぐらいか。
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旅本

明日より中国・香港・ベトナム・カンボジアへ16日間の旅へ出る。
帰国予定は9月1日。
中国と香港は経由地としてベトナムの行き帰りにそれぞれ2泊3日で訪れる。
しかしメインはベトナムだ。
ベトナムの首都・ハノイに到着後、全長約1650kmの南北を結ぶ統一鉄道に乗り、南下し、ホーチミンを目指す。
日本の九州を除いた全長とほぼ同じ大きさのベトナム。
いくら鉄道が走っているとはいえ一番速い特急列車に乗っても30時間はかかるらしい。
10日間の滞在中にカンボジアのアンコールワットも出来れば寄りたいと思っている次第だ。

この前、一週間インドネシアのバリ島へ行った際、
「もうアジアは当分いいや、精神的にも肉体的にもしんどい」
そう思い、帰国の便に乗ったはず。
それでも3ヵ月後にはアジア中心の格安航空券を必死で探している自分がいた。

共に旅するのは彼女だ。
お嬢様を16日間異国で守り、旅するのは並大抵ではないはず。
旅することが決まり、先日お父様とお母様に初めて挨拶をしに行った。
もし自分の娘が知らない彼氏に半月間も危険な国に連れまわされると思えば、
恥ずかしい、怖いなんて言ってられなかった。
結果から申すと、余計に身が引き締まったというか、これは本当に重大なことであり、
もしものことがあればぼくは一体どうやって責任を取るつもりなのか、
そんなことさえしっかりと考えず、自分の悪趣味に付き合わせてしまったことを
純粋に後悔した。
ただ、無事にやり遂げたい。
ずっと安心・安全のために神経を張り詰めながらも旅をしっかりと楽しむ。
それは一種の修行であり、これを乗り越えればぼくはまた一つ成長できるはず。
他にもパスポートやサイフのスリにいつも気をつけ、
毎日の宿泊先だって拙い英語とジェスチャーで確保し、旅を続けなければならない。
猛暑の中、重いバックパックを背負い、長距離に及ぶバスや列車に揺られる。
でも、そんな過酷でしんどい旅をぼくは選んだんだ。
全ては自分の選択であり、責任である。

堅い話になってしまったが、実のところ心はウキウキである。
最近読んだ本はベトナム・中国・香港に関する旅行記ばかりだ。
友人のコヤマ君にバックパックを借り、やまと君よりビデオカメラも借りた。
新しく連絡先も作成した。
fujimotv@gmail.com
これからの半月間、もし何かあれば上記のアドレス宛てに連絡を。
スカイプも
スカイプ名:fujimotv
でしておりますので、機会があればお電話しましょう。
何かなくてもお暇な方がいらっしゃったらメールマガジンのように日本の情報を
送ってくださるとぼくは異国の地で感謝と嬉しさの涙を流すことでしょう。
特に衆議院選挙情報や貴方自身のなんでも近状報告などをメールして下さった方には
ふじもTVが選ぶ中国・ベトナムお土産をもれなく贈呈いたします。

それでは、皆さんもお元気で。
夏バテと高校球児のきらめく汗には十分気をつけて。



おととい阪神vs巨人戦を観に行ってきたのだが、阪神ファンのむちゃくちゃぶりに怒りと虚しさを通り越し、すごい大人もいるんだなという一種の感動付きカルチャーショックを体験した。

2段上に座る30代風男女が巨人阿部の打席中、大声で応援歌に合わせて、
「アホ、ぼけ、カス、しね、おまえの母ちゃん出べそ!」
と叫ぶ。毎打席、叫ぶ、毎打席、変わりなく

少し離れたところでは土木作業員風の中年男性グループがひたすらポップコーンをぶつけ合い、柿ピーを鼻の中に入れて飛ばし合っている。

終いに巨人ラミレスが打席中、遠くから誰かが叫んだ。
「顔色、チョコレート!!」
ハッキリと聞こえた。

激しくスタンドに照り付けていた夕陽が沈み、
軽い熱射病の中、夏の風に優しさを感じ、
ああ梅雨が終わったなと考えているのか考えていないのか
正直言ってわからないといった気持ちのまま
スタンドいっぱいのファンの声援を受け流す。

その大声援は受け流すが
顔色、チョコレートだけは決して受け流さなかった。
考えるというスイッチを自然にOFFにしていたにも関わらず、
僕の耳と脳は神様に手動で動かしてもらったんだ。

軽いと思っていた熱射病は
意外とひどく、最後までぼーっとしていた。
阪神がせっかくいい試合をして勝ったのに、
あまり嬉しくなかった。

だけど、顔色、チョコレートが聞こえたあの方角と
かすれ気味で低めのあの声質だけは不思議と鮮明なのである。

死ぬまでに茂木さんに質問したいことが一つ増えた。








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