上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

私が大の相撲好きであるということは一部の間では有名な話である。

そんな私は昨日まで行われていた初場所全15日の取り組みを
毎日かかさずこの目でしかと確かめ、見てきた。
夕方(16:30~18:00)のNHK大相撲生放送が見れなかった日は
必ずや深夜に行われるNHK大相撲ダイジェスト全取組でまかなってきた。

はっきり言って相撲は素晴らしい。
相撲の良さを広めるNPO団体があれば入りたい。
一番一番(1つずつの取組)ごとに今のは良かった、ダメだと討論したい。
今場所は朝青龍が優勝した。
場所が始まる前、評論家は皆が口を揃えて
「朝青龍はダメだ。動きが悪い。練習不足。ムカつくんだよ。」
なんて罵倒の嵐。やくみつるもボロカスに言ってたなー。
でも優勝しちゃった。
かっこよかったなー。

大相撲のいいところは本当にいっぱいあるんだよ。
今日はその中からイイところがぎゅっと詰まった象徴的な取組を一つ紹介する。
初場所9日目(2009/1/19) 北勝力VS土佐ノ海


真剣勝負withNHK実況with木村和一郎
そこに映し出されるものすべてがプロなんだなという結末。
スポンサーサイト

じいちゃんが危篤だと連絡が入り、
ワケのわからないまま返事をし、バイクにまたがり病院へ向かった。

ずっと家で寝たきりだったじいちゃんだったけど、
正月に親戚がいっぱい来たときに風邪をうつされちゃったみたい。

雪が降っていた。
じいちゃんがコタツの中で足の裏を揉んでくれたのを思い出した。

病院についた頃にはじいちゃんの心臓は止まっていた。
でもじいちゃんの手はむちゃくちゃ温かかった。
またじいちゃんに足の裏を揉んでもらったのを思い出した。

ひとり外に出ると、空は晴れていた。
今日の空をPENで撮った。
うまく撮れたかわからないけど、今日の空はじいちゃんの空だ。

ずっと介護をがんばってきたばあちゃんが心配。
亡くなったじいちゃんに「ありがとう」と言うばあちゃん。
何十年も連れ添い、ずっと支え合って生きてきた愛する人への最期の「ありがとう」は、言葉にあらわせない、とても不思議な言葉に聴こえた。


ついさっき
ぼくの中で正月はほんとに一年で一番大好きな日だったかもしれないと気付いた。
親戚が集まり、よくわからないなりに正座して挨拶を交わし、頭を下げる。
大音量で流れるあきらかにおもしろくない特番の音を背中で受け入れ、
親父たちのマージャン大会の様子が気になりながらも
ぼくと同い年のいとこはファミコンをする。

朝の空気も違う。商店街のシャッターが全部閉まっている。
神社の出店にテンションがあがる。が、家族での初詣だからその様子は出さない。

あのあるべき風景や感情がだんだんなくなってきている。
子供じゃなくなってきたってこと?
高3の時にじいちゃんが亡くなったから?

あの家族の風景がぼくは好きだった。
あの身体全体で感じる正月の匂いは
きっとぼくの家族のディテールを映し出していたんだ。

大晦日の日
初めてひとりでじいちゃんの墓参りに行った。
こんなに近かったのかよ、バイクに乗れば家から10分程で到着した。
何ヶ月ぶりか、何年ぶりかわからない。
ただ、行きたくなったから来ただけのこと。
掃除して、ダイソーで買ってきた線香をあげた。
それからようやくじいちゃんと向き合った。
今年はどうだったか、来年はシューカツ本番です、なんとかお力貸して下さい、なんてことをぼそぼそ声に出して話した。
途中、一瞬発狂しそうになった。
自分はじいちゃんに孝行まったくしてなかったぜ。
灰色の墓石の前、しゃがんでぼそぼそ話す自分にじいちゃんはなんて声をかけてくれるのだろうか。
何度も何度もそう思った。
じいちゃん、じいちゃんの望みだった税理士になって跡継げなくてごめん。でも、来年はもうちょい頑張るから。
最後にそう言って、立ち上がった。
くっそー、脚がしびれて歩けん。
灰色の墓石の前で、ふ~っと大きく深呼吸した。

バイクに乗る頃にはしゃがんでしびれた脚のことなど、もう頭にはなかった。


| HOME |


Design by mi104c.
Copyright © 2009 fujimotv, All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。